「IHコンロでマキネッタを使いたいけれど、設定や道具はどうすればいい?」 そんな疑問をお持ちの方へ。
ガス火のような直火と違い、IHコンロには「数値で火力を管理できる」という大きな特徴があります。 感覚に頼らず、毎回同じ設定で抽出できるため、実は初心者の方でも味を安定させやすい熱源の一つです。
この記事では、IHで抽出するための「必須条件(プレートの役割)」と、私が普段実践している「具体的なワット数設定」について、フラットな視点で解説していきます。
⚠️ 大前提:IHには「ヒーティングプレート」が必須

まず最初に、IHコンロを使用する場合の必須条件について解説します。 一般的なアルミ製マキネッタは、アルミという素材の特性上、そのままではIHコンロが反応せず加熱できません。
✅ 解決策:「ヒーティングプレート」を挟む
そこで必要になるのが、IH対応のステンレス製プレートです。 これを間に挟むことで、「プレート自体がIHで発熱」→「その熱をマキネッタに伝える」という仕組みで抽出が可能になります。
🦁 おすすめはCoFika『BLACK CHRONO』 CoFikaでは、専用のヒーティングプレートをご用意しています。 熱伝導率に優れた二層構造、変色防止の特殊加工、五徳の上でもグラつかないよう設計されています。IHユーザーの方は、まずこの「熱の仲介役」をご用意ください。

🔥 IH抽出の特徴:クレマへの熱影響が少ない
次に、ガス火と比較した際のIHの加熱特性についてです。 実は構造上、IHは「クレマを残しやすい加熱方法」であると言えます。
✅ 理由:熱が「底面」に集中するため
- ガス火(直火): 炎が側面を包み込むため、器具全体(上部のサーバー部分含む)が熱くなりやすい傾向があります。
- IH+プレート: 熱源が底面のプレートのみです。側面から熱気が上がってこないため、上部が比較的熱くなりにくいのが特徴です。
クレマは熱に弱いため、「下からしっかり圧力をかけつつ、抽出された上のコーヒーは熱から守る」ことができるIHは、理にかなった抽出方法と言えます。
⚡️ 設定目安:基本は「1400W」前後
では、具体的な設定値についてです。 メーカーや機種によって多少の差はありますが、基本的には以下の数値を基準に調整してみてください。
✅ 私の推奨設定:1400W 私自身は、いつも「1400W」の設定で抽出を行っています。 この強さだと、スタートから約1分40秒〜2分ほどで抽出が始まり、非常にスムーズです。
✅ 調整範囲:800W〜2000W ご家庭の機種に合わせて、以下の範囲で調整が可能です。
- 800W〜: 最低でもこれくらいは必要です。これより弱いと時間がかかりすぎます。
- 〜2000W: 問題なく抽出できますが、突沸(いきなり噴き出す)を防ぐため、2000W程度までを目安にするのが無難です。
まずは「1400W(中強火)」でスタートし、様子を見てみましょう。
⏱️ 共通ルール:「2分30秒以内」に完了させる
「800Wがいいのか、2000Wがいいのか?」と迷ったら、基準にすべきはワット数ではなく「時間」です。
熱源がガスだろうとIHだろうと、CoFikaが推奨するゴールは一つ。 「抽出完了まで2分30秒以内」です。
✅ 調整の考え方
- 800Wで試して、3分以上かかった → 火力が弱すぎます(クレマが消える原因になります)。次は1000W〜1400Wに上げてください。
「どのワット数なら、2分半以内に美味しく淹れられるか?」 これをご自宅のIHコンロで一度見つけてしまえば、あとは毎回そのボタンを押すだけでOKです。
📝 まとめ
まとめ:数値管理で「再現性」を高めよう
- 必須アイテム: ヒーティングプレート(BLACK CHRONOなど)を使って加熱する。
- IHの特徴: 底面加熱なので上部が熱くなりにくく、クレマ保護に有利。
- 推奨設定: 目安は「1400W」範囲は800W〜2000W。
- 最終ゴール: どの設定でも「2分30秒以内」に抽出完了させること。
IHコンロは、ガス火のような情緒や微調整の楽しみは少ないかもしれませんが、**「再現性の高さ」**においては非常に優秀です。 ぜひ、ご自身の環境に合った「ベストな数値」を見つけてみてください。
下記動画にIHコンロで抽出しているシーンがありますので、ご参考にしてみて下さい。
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CoFikaは「おうちカフェを全ての人に」をコンセプトにした、国内発のマキネッタ専門ブランド。
濃厚でクリーミーなクレマが楽しめるマキネッタ 「CoFika Crema Rich」 を中心に、
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