「豆も挽き目もいつもと同じ条件なのに、急に安全弁からシューっと蒸気が吹いて上手く抽出できなくなった!」 そんな経験はありませんか?安全弁が急に作動すると、ちょっとびっくりしてしまいますよね。
過去の記事でご紹介した 湯通しメンテナンスや 抽出口部分の掃除を試しても直らず、「粉を入れず、水だけで抽出テストをしても上がってくるまでにものすごく時間がかかる…」という場合。
実はそれ、本体の故障ではなく、「安全弁へのコーヒー粉の噛み込み」が原因かもしれません🔍 今回は、この少し厄介なトラブルの原因と、誰でもできる具体的な解決策を詳しく解説します。
湯通りメンテナンスについてはこちら👇

抽出口部分の掃除についてはこちらをご参照の上外して清掃してみてください👇

💡 なぜ「水だけ」でも抽出が遅くなるのか?(原因)
まず、安全弁がシューっと鳴っている時、ボイラーの内部では何が起きているのでしょうか。
マキネッタは、密閉されたボイラー内でお湯が沸騰し、その「圧力」がお湯を上へ押し上げることでコーヒーが抽出されます。 しかし、過去に抽出が上手くいかなかった時(粉を詰めすぎたり、うまくセットできていなかった時)などに、微細なコーヒー粉がボイラー内部に落ちてしまうことがあります。
その粉が、安全弁の隙間に付着(噛み込み)してしまうとどうなるか。 本来ならピッタリと閉まっているはずの安全弁に「わずかな隙間」が生まれ、お湯を押し上げるために必要な圧力が、そこからシューシューと外へ逃げてしまう(圧力漏れ)のです。
圧力が逃げれば、当然お湯を押し上げる力は弱まります。これが、「水だけで抽出しても、上に上がってくるまでに異常な時間がかかってしまう」最大の理由です。
🛠️ 解決策:安全弁の「ぽっち」を徹底洗浄しよう!

安全弁のぽっち(可動ピン)とは中央にあるつまみの部分です。
さて、原因が「粉の噛み込み」であれば、解決策はシンプルです。挟まっている粉を物理的に追い出してあげればOKです!✨
ステップ1:可動ピン(ぽっち)を引っ張る
ボイラーの外側についている安全弁の中心を見てください。真ん中に小さな「可動ピン(通称:ぽっち)」があります。 ここを、親指と人差し指の爪を使って、手前(外側)に向かってグッと引っ張ってみてください。(※スプリングが入っているので、少し反発力があります)
ステップ2:引っ張ったまま勢いよく水で流す!
ぽっちを引っ張って隙間を広げた状態をキープしたまま、水道の蛇口から勢いよく水をジャージャーと当てて流し込みます。 ボイラーの内側と外側、両方から水流を当てて、内部に詰まっている粉を洗い流してください🚿
(※もしカメラのレンズ清掃などに使う「ブロワー(空気でホコリを飛ばす道具)」をお持ちであれば、隙間に向かって強く空気を吹き付けるのも非常に効果的です!)
ステップ3:最終確認(水のみ抽出)
しっかり洗い流したら、もう一度ボイラーに水を入れ、粉はセットせずに「水のみ」で火にかけて抽出テストを行ってください。
安全弁から蒸気が漏れることなく、いつも通りスムーズにお湯が上がってくれば、無事にクリアです!🎉
まとめ
安全弁は、私たちを事故から守ってくれる大切な命綱であると同時に、デリケートな部品でもあります。 「なんだか最近、抽出の勢いがないな?時間がかかるな?」と感じたら、まずは「安全弁のぽっちを引っ張ってジャージャー洗い」を試してみてくださいね😊
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