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「満タン」のつもりでも実はスカスカ?マキネッタで濃厚クレマを出すための「密度」と「圧力」の科学🧪

CoFika Crema Richを使っていて、こんな風に思ったことはありませんか?

「ちゃんとバスケットすりきりまで粉を入れたのに、抽出がシャバシャバでクレマが薄い…」

説明書通りに淹れているはずなのに、なぜかお店のような濃厚さが出ない。 その原因の多くは、実は「バスケット内の密度不足(スカスカ状態)」にあります。

一見、粉が満タンに入っているように見えても、粒度や詰め方によっては「お湯が素通りする隙間だらけ」の状態になっていることがあるのです。

今日は、クレマを生み出すために不可欠な「バスケット内の圧力(抵抗)」の作り方と、私が攻めすぎて失敗した「限界ライン(21g詰めすぎ事件)」について、実体験を交えて解説します!🧐☕

目次

🔍 「粗挽き」は、満タンに見えても隙間だらけ

まず、イメージしてみてください。 バケツに「バスケットボール」を満タンに入れるのと、「砂」を満タンに入れるの。どちらが重たい(密度が高い)でしょうか?

当然、「砂」ですよね。バスケットボールは隙間だらけで空気ばかりです。 コーヒー粉もこれと同じことが言えます。

粒度が粗い場合

バスケットに山盛りに入れても、粒と粒の間に大きな隙間があります。 また、粒同士が邪魔し合って物理的に圧縮できないため、いくら頑張って詰めても豆の量(g数)が入りません。 お湯は抵抗の少ないその隙間を「スルーッ」と駆け抜けてしまうため、圧力がかからず、成分も抽出されません。これが「薄い」原因です。

粒度が細かい場合(極細挽き)

粒同士がピタリと密着し、隙間が極小になります。 さらに、パウダー状なのでギュッと詰めることができ、同じバスケットでもより多くの豆量(重量)をセットできます。 お湯が通ろうとしても「通れない!」という抵抗(圧力)が生まれ、じっくりと成分を搾り出しながら進むため、濃厚なエスプレッソになります。

つまり、クレマを出したいなら、まずは「極細挽きまたは細挽き」で隙間を埋め、豆の絶対量を増やすことがスタートラインです。

💡 Q. 「極細挽き」だと詰まって出てこないのでは?

マキネッタに詳しい方ほど、こう疑問に思うかもしれません。 「マキネッタで極細挽き(エスプレッソ用)を使うと、フィルターが目詰まりしてお湯が上がってこなくなるのが常識では?」

確かに、従来のマキネッタではその通りです。パワー(蒸気圧)が足りず、細かい粉の壁を突破できないのです。

通常のマキネッタでは 圧力が低いままお湯が上がり始めるため、細かい粉の抵抗に負けて詰まりますが、CoFika Crema Richに関しては「極細挽きでも上がってきます」。 むしろ、極細挽きでないと性能をフルに発揮できません。

その秘密は、単に圧力をかけるだけでなく、高圧力を受け止めて制御する「3つの専用設計」にあります。

パワーを生む「増圧バルブ」

ノズル先端に搭載された増圧バルブ(バネ)が、ボイラー内部で十分な圧力が溜まるまでお湯を放出せず、限界までパワーを溜め込みます。これにより、細かい粉の壁を一気に突き破る高い推進力が生まれます。

✅ パワーに耐える「4.5bar 安全弁」

高圧力を扱うため、万が一の過剰圧力を逃がす「安全弁(セーフティバルブ)」も強化しています。最大4.5bar(気圧)まで耐えられる高耐久仕様に改良されており、高圧抽出時でも安心して攻めることができる設計です。

✅ 整流する「パックスクリーン」&「微細フィルター」

極細挽きの粉がフィルターの穴を塞がないよう、以下の工夫が施されています。

  • パックスクリーン: お湯をシャワーのように均一に分散させ、粉全体にムラなく圧力をかけます。
  • 高メッシュ・ステンレスフィルター: 従来よりも網目の細かいフィルターを採用。粉の微粒子がカップに混入するのを防ぎつつ、スムーズな抽出を実現します。

つまりCoFika Crema Richは、ただ圧力が強いだけでなく、「極細挽きを美味しく安全に抽出するため」に足元から再設計されたマシンなのです。 ですので、怖がらずに「極細挽き」を使って、濃厚なクレマを楽しんでください。

💪 道具がなくても大丈夫!「密度」を高めるパッキング術

粒度を細かくしたら、次は「詰め方」です。

一般的なマキネッタでは「ふんわりセット」が基本ですが、CoFika Crema Richのような増圧式で、さらに濃厚さを求めるなら、ある程度の「密度」を作る作業が必要です。

ここでは、「ドージングファンネル(粉こぼれ防止リング)」がある場合と、ない場合の2パターンの詰め方をご紹介します。ある方が圧倒的に楽で簡単です。

✅ A. ファンネルがある場合(推奨)

1 ファンネルをセットし、粉を一気に入れる。

2 軽く回して粉を詰めたら、余った粉を指でトントンしながら詰めていく。

✅ B. ファンネルがない場合(2段階詰め)

道具がなくても、「2回に分けて」詰めれば密度は作れます!

1 半分だけ入れる: まずバスケットの半分〜8分目まで粉を入れる。

2 中間プレス: 一度トントンと叩き、指やスプーンの背で軽く押して土台を作る。

3 残りを入れる: その上に残りの粉を盛り、再度トントンしてから、最後に優しくすりきりにする。バスケットへの粉詰めは必ずすりきりにしてください。すりきりでないと圧が逃げます。

どちらの方法でも、重要なのは「指で押す(密度を作る)」ことです。 こうすることで、粉同士がギュッと肩を組み、強力な蒸気圧を受け止める「土台」が完成します。

💡 私の推奨レシピ(目安)

私の環境では、以下の条件で「約18g」までしっかりと詰めることができます。

  • 豆: 極深煎り(イタリアンローストなど)
  • 挽き目: 極細挽き(タイムモアC3S MAXのクリック数8)

※ただし、豆の焙煎度や、お使いのミル、粒度の微差によって、バスケットに入る豆の量は数グラム前後します。 まずは「16〜18g」あたりを目安に、調整してみてください。

⚠️ 【失敗談】詰めすぎ注意!「21g」の悲劇

「じゃあ、限界まで詰めれば最強のエスプレッソが出るの?」 そう思った私は、ある日限界に挑戦してみました。

🧪 実録:禁断の実験

  • 豆量: 21g(通常は15〜18g程度)
  • 挽き目: 極細挽き
  • 詰め方: タンパーを使って、親の仇のようにギュウギュウに押し込む。

💥 結果: 火にかけて数分後、ノズルからコーヒーが出てくる気配なし。 おかしいな?と思った瞬間…

「プシューッ!!💨」

バスケット側面にある安全弁(セーフティバルブ)から、逃げ場を失った蒸気が勢いよく噴出! 抽出はされず、キッチンはコーヒーの香りと蒸気に包まれました…。

教訓: CoFikaにはパワーがありますが、「お湯が通る隙間」まで完全に潰してしまうと、ただの栓(フタ)になってしまいます。

🎯 「抵抗」のストライクゾーンを狙え

この実験から分かった、美味しいクレマを出すための正解はこうです。

「お湯が通るか通らないか、ギリギリの抵抗を作る」

  • スカスカすぎ: 圧がかからずシャバシャバ。
  • 詰めすぎ(21gプレス): 安全弁が開いて抽出不能。

この間の「ちょっとキツめ」が、CoFikaのスイートスポットです。

💡 おすすめの目安

  • 豆量: 極深煎りの場合、16g〜18g前後(※豆の焙煎度による)
  • 詰め方: タンパーで体重をかけるのではなく、「指でしっかり押して、弾力を感じるくらい」の固さ。

もし抽出が早すぎる(薄い)なら、次はもう少し細かくするか、もう少し強く押してみる。 逆に安全弁が開いたり、チョロチョロしか出ないなら、少し緩める。

この「詰め加減の調整」こそが、マキネッタを操る最大の楽しみであり、自分だけの究極の一杯にたどり着く鍵なのです。

📝 まとめ

まとめ:密度を操る者が、クレマを制す

「粉が入っていればOK」ではありません。 その粉が「どれくらいの密度で詰まっているか」が、味とクレマを決めます。

  1. 粒度は「極細挽き」で隙間をなくす。
  2. 豆量はケチらず、しっかり使う。
  3. 指で押して「抵抗」を作る(詰めすぎは注意!)。

ぜひ明日の朝は、いつもより少し意識して「密度の高いパッキング」に挑戦してみてください。

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CoFikaは「おうちカフェを全ての人に」をコンセプトにした、国内発のマキネッタ専門ブランド
濃厚でクリーミーなクレマが楽しめるマキネッタ 「CoFika Crema Rich」 を中心に、
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