当記事はこんな方にオススメ
・マキネッタに興味があるけれど、使い方がよくわからない
・初めてマキネッタを購入した
・自宅で本格的なコーヒーを楽しみたい
・ハンドドリップやエスプレッソマシン以外の方法を探している
目次
マキネッタとは？仕組みと特徴
マキネッタとは、イタリア発祥の直火式エスプレッソメーカー。下部のタンクに水を入れ、真ん中のフィルターにコーヒー粉をセットし、加熱することで蒸気圧を利用してコーヒーを抽出します。
手軽にエスプレッソ風の濃厚なコーヒーを楽しめる器具として世界中にファンがいます。
マキネッタのある暮らし｜CoFika B…
マキネッタとは？仕組み・魅力・使い方まで解説｜初心者にわかりやすく紹介
マキネッタとは何か？イタリア生まれのコーヒー器具「マキネッタ」の仕組み・歴史・魅力や使い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
マキネッタで淹れられるコーヒーの特徴
- 濃厚で香り高い：ドリップよりも抽出濃度が高く、豆の個性が際立つ。
- オイル分を多く含む：金属フィルターを使うため、コーヒーオイルがしっかり抽出される。
- カフェ顔負けの味：豆選びと淹れ方次第で本格的な味が出せる。
このマキネッタで淹れた飲み物はエスプレッソではなくモカと言われる飲み物で、ドリップコーヒーよりも濃く全自動エスプレッソマシーンで淹れたものよりも薄い飲み物です。
ドリップとエスプレッソの中間にあたる飲み物がモカになります。
モカにはドリップには無い濃さがあり、エスプレッソよりも薄く飲みやすい特徴があります。またカップに注いだ時の香りに関しては唯一無二で非常にコーヒーの香りを感じることができます。
マキネッタの基本構造
マキネッタは以下の3つのパーツで構成されています：
- 下部ボイラー：水を入れる部分。加熱されることで蒸気圧が発生します。
- フィルター（バスケット）：コーヒー粉を入れる中間のパーツ。蒸気圧でお湯がここを通過します。
- 上部サーバー：抽出されたコーヒーがたまる部分。
使い方は非常にシンプル。ボイラーに水を入れ、フィルターにコーヒー粉を詰めて火にかけるだけ。圧力がかかると、お湯がコーヒー粉を通って上部に押し上げられ、**香り高く濃厚な“エスプレッソ風コーヒー”**が完成します。
用意するもの一覧
- マキネッタ本体（人数に合ったサイズ）
- コーヒー豆（深煎り推奨）
- コーヒーミル（細挽き～中細挽き）
- ケトル（必要に応じて）
- コンロ（IH非対応のものも多いので注意）
- タオル（火傷対策）
マキネッタの基本的な使い方【手順】
- 下部に水を入れる
安全弁の少し下まで水を注ぎます（軟水が理想）。 - フィルターに粉を入れる
細挽き～中細挽きのコーヒー粉を軽く平らに詰め、押し固めないように注意。 - 本体を組み立てる
上下をしっかりとねじ込み、漏れがないよう確認。 - 弱火で加熱する
弱めの火でじっくり抽出。沸騰音が始まり、抽出音がピークを越えたら止め時。 - 火を止めて冷ます
加熱を止め、サーバー内の圧力が落ち着くのを待つ。
美味しく淹れるためのポイント
- 水は軟水を使う
味に違いが出るので、浄水や市販の軟水がおすすめ。 - コーヒーは深煎り・新鮮な豆を
マキネッタにはオイル分の多い深煎りが合います。 - 粉は中細挽きにする
粗すぎると薄く、細かすぎると詰まりの原因に。 - 火加減は中弱火でじっくり
急激な加熱は苦味や雑味の原因になります。
よくある失敗と対処法
| 症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 抽出されない | 挽きが細かすぎる、火が弱すぎる | 粗さ調整 or 火力調整 |
| 苦すぎる | 加熱が強すぎる、抽出しすぎ | 弱火にして抽出終了を見極める |
| 水っぽい | 粉が粗すぎる、豆が古い | 挽き目変更・豆の鮮度を上げる |
まとめ：マキネッタで始める本格おうちカフェ
マキネッタは道具がシンプルながらも、少しの工夫でカフェ顔負けのコーヒーが楽しめる奥深い器具です。豆や火加減にこだわることで、あなたのおうち時間をより豊かにしてくれます。
コーヒーの抽出を「行為」から「楽しみ」に変えてくれる──それがマキネッタの魅力です。
コメント