「マキネッタって、クレマは出ないんでしょ？」
──そう思っている方にこそ、読んでほしい記事です☕️
一般的なマキネッタでは“薄い泡”程度しかできませんが、
**CoFika Crema Rich（コフィカ クレマリッチ）**は、
まるでエスプレッソマシンのような濃厚でクリーミーなクレマを作り出す
国内発マキネッタ専門ブランドCoFikaの増圧設計マキネッタ。
この記事では、その仕組みや美しいクレマの理由、
そして「どんな人に合うのか？」までを詳しくご紹介します。
☕️ クレマとは？なぜ出ないマキネッタが多いのか
まず「クレマ」とは、コーヒー抽出時に表面に浮かぶ
**細かい泡（乳化したガス＋オイル＋微粒子）**の層のこと。
エスプレッソマシンでは9気圧前後の高圧で一気に抽出するため、
濃厚なクレマが形成されます。
一方で一般的なマキネッタは約1.5気圧前後。
圧力が低く、コーヒーオイルが十分に乳化しないため、
クレマは「ほんのり」程度で終わることが多いのです。
⚙️ CoFika Crema Rich が“濃厚クレマ”を生み出す技術構造
一般的なマキネッタでは難しい“クレマ抽出”を実現している理由は、
CoFika独自の増圧構造にあります。
それぞれのパーツがどのように機能しているのかを解説します☕️
🔸 安全バルブ — 高圧対応の再設計構造
通常のマキネッタに使われている安全バルブは、
約1〜2気圧を超えると自動的に排気されるよう設計されています。
そのため、内部圧力が上がりきる前に蒸気が逃げてしまい、
濃厚なクレマを形成できない構造になっています。
一方、CoFika Crema Rich の安全バルブは、
なんと約4.5気圧以上で排気されるように設計。
これにより、より高い内部圧力を保持でき、
クレマ生成に必要な圧力域までしっかり到達します。
✅ 高圧でも安全性を保つために、素材強度とネジ構造も見直し済み。
増圧と安全性のバランスを両立しています。
🔸 コーヒー抽出口の増圧バルブ — クリーミークレマの核
抽出口には、飛散防止兼・増圧機能付きバルブを搭載。
内部にある小型のスプリング（バネ）が約1.8〜2.2気圧をかけ、
エスプレッソのような粘度のある抽出液を実現します。
抽出部全体を覆うような形状のため、
液体が勢いよく飛び散ることもなく、
カップに注がれる瞬間までクレマが壊れにくい設計。
🔸 フィルター — 均一抽出のための微細メッシュ
一般的なマキネッタよりも穴の数を増やし、サイズを小さくすることで、
粉全体に圧力が均等にかかるよう最適化。
この「均圧設計」によって、
バスケット内でのチャネリング（液の偏り）を防ぎ、
より安定した抽出が可能になります。
🔸 CoFika専用パックスクリーン — 圧力構造の要
元々は全自動エスプレッソマシンで使われていた「パックスクリーン」。
CoFikaではこれをマキネッタでも使えるように再設計しました。
従来のマキネッタでは、圧がかかりすぎて破損や抽出不良が起きやすい構造でしたが、
CoFika Crema Richは本体耐圧を高めることでその問題を解決。
💡 ボイラー → パックスクリーン→ 抽出口バルブ →
この3段階の圧力バランスが、CoFikaならではの極上クレマを生み出します。
さらに、パックスクリーンの
サイズ・厚み・穴径をCoFika専用に調整しています。
💬 まとめ
CoFika Crema Rich のクレマは、
偶然ではなく設計と技術の積み重ねから生まれています。
- 高圧対応の安全バルブ（約4.5気圧）
- 抽出口の増圧バルブ（約2気圧）
- 微細フィルターの均圧構造
- 専用パックスクリーンによる圧力最適化
これらが連動し、家庭でもまるでカフェのような
きめ細かく、長持ちするクレマを再現します。
🪶 快適に、そして使いやすく。細部までこだわった設計
CoFika Crema Richは、クレマを生み出す技術構造だけでなく、
毎日使いたくなる快適さと安心感にもこだわっています。
🔹 ボイラー部分 — 安全性と耐久性を両立したシリコン樹脂コーティング
ボイラー内部にはシリコン樹脂コーティングを採用。
これにより、耐水性・耐熱性・非粘着性が大幅に向上し、
長期間の使用でも劣化しにくくなっています。
シリコン樹脂は人体に無害で、200℃以上の高温にも耐える素材。
さらに、表面にコーヒー成分やカルシウムなどが付着しにくいため、
お手入れも簡単で清潔に保ちやすいのが特徴です。
☑ 公的機関での食品安全検査も実施済み。
客観的な基準で安全性が確認されています。
🔹 片手で扱える「持ちやすい取手」設計
取手部分は、人間工学に基づいたグリップ形状を採用。
さらに、蓋部分にもつまみを配置しており、
抽出後の開閉を片手でスムーズに行えるようになっています。
🔹 抽出量は自由自在。1台で“1〜2カップ”に対応
CoFika Crema Richは、水の容量を変えるだけで抽出量を調整できます。
用途や気分に合わせて、1杯分の濃厚ショットから2杯分のラテベースまで楽しめます。
| 水量 | 抽出量（目安） | 用途例 |
|---|---|---|
| 80ml | 約40〜55ml | エスプレッソ1杯分・濃厚仕立て |
| 100ml | 約55〜75ml | 2杯分・ラテやアメリカーノに◎ |
※火力・外気温・豆の種類によって抽出量は多少変化します。
実際に水量を変えて抽出すると、
クレマの厚み・香り・口当たりも微妙に変化します。
同じ豆でも、「80ml」と「100ml」でまったく違う味わいが楽しめるのは、
CoFika Crema Richならではの醍醐味です。
🔸 80ml：濃厚で芳醇、しっかりとしたクレマ
🔸 100ml：やや軽めで香り立ちが豊か
その日の気分やシーンに合わせて、
自分だけの“理想の一杯”をチューニングしてください。
水の容量だけ変えて他の条件は同じで抽出してみました。
水の容量：80ml
水の容量：100ml
⚖️ 従来のマキネッタとの比較｜パックスクリーン装着時の違いを検証
「CoFika Crema Rich」と「一般的なマキネッタ」、
どれほどの差があるのか？
今回は同条件で、両方に**CoFikaマキネッタ用パックスクリーン**を装着し、
実際に抽出を比較してみました。
🧪 抽出条件（共通）
- 水の容量：80ml
- 豆の容量：15g
- ペーパーフィルター：有り
- タンピング：無し（表面を軽く整える程度）
- 使用アクセサリー：CoFikaマキネッタ用パックスクリーン
- 火力：IHクッキングヒーター 1400W
- 粒度：タイムモア CS3 Max クリック数8（極細挽き）
👉 抽出環境や条件を完全に統一し、「構造の違いによる結果の差」を純粋に比較しています。
🎥 CoFika Crema Rich の抽出動画
🎥 従来型マキネッタ の抽出動画
同じパックスクリーンを使用しても、
マキネッタ本体の構造設計の違いで、ここまで抽出の差が出ます。
🎁 パッケージと同梱物 — 開けた瞬間から“おうちカフェ”の始まり
CoFika Crema Richは、使いやすさや性能だけでなく、
手に取った瞬間の体験価値にもこだわっています。
パッケージは、シンプルでありながら高級感のあるデザイン。
マットな質感と落ち着いたカラーリングで、
ご自宅用はもちろん、大切な方へのプレゼントにも選びやすい仕様に仕上げました。
箱を開けると、ひとつひとつのパーツが丁寧に収められ、
まるで“道具を贈る”ような特別感を演出。
さらに、同梱物の充実度もCoFikaならでは。
初めてマキネッタを使う方でも安心して楽しめるよう、
以下のアイテムをセットにしています👇
- 📘 レシピブック：カフェラテやアメリカーノなど、家で再現できる人気レシピを掲載。
- 🧾 使い方説明書：初心者にもわかりやすく、ステップごとに丁寧に解説。
- ☕ 濃厚なクレマを出すコツ集：抽出条件や火加減など、テクニックをまとめたガイド。
- 🌿 ブランドリーフレット：CoFikaの理念や“おうちカフェ”の楽しみ方を紹介。
💡「買ってすぐに、美味しい一杯を淹れられる」ように。
そんな想いを込めて、セット内容を構成しています。
商品開封動画になります。
CoFika Crema Richは、
性能 × デザイン × 体験価値のすべてにこだわったマキネッタ。
- 高圧構造による本格的なクレマ
- 安全で耐久性のある設計
- 快適で扱いやすい操作性
- そして、開封した瞬間から始まる上質な“おうちカフェ時間”
どんな方にも寄り添うように設計された、
ギフトにも、自分へのご褒美にもふさわしい1台になるよう作りました。
☕ 早速、抽出して“一杯”を
開封を終えたら、いよいよ抽出の時間です。
CoFika Crema Richの真価は、実際に淹れてみて初めて体感できます。
今回参考にしたのは、**「濃厚なクレマを出すポイント」**の動画👇
この動画では、圧のかけ方・火力・豆量・粒度といった
クレマを美しく出すためのコツを、わかりやすく紹介しています。
🔧 抽出条件（今回の設定）
- 水の容量：80ml
- 豆の容量：17g（やや多めでコクを重視）
- ペーパーフィルター：有り
- タンピング：表面を軽く整える程度
- 火力：IHクッキングヒーター 1400W（中火）
- 粒度：極細挽き（エスプレッソ寄り）
👅 飲んでみた感想
- 香り： 抽出直後に立ち上がる香ばしさが格別。深煎り豆の甘苦いアロマが広がる。
- 口当たり： クレマがしっかりしているため、舌にあたる質感がなめらかでクリーミー。
- 味わい： コクと苦味のバランスが非常によく、後味にはほのかな甘味も残る。
- 印象： 一言で言えば「おうちで淹れたとは思えないプロの味」。
特に、上層のクレマをスプーンですくって味わうと、
苦味・香ばしさ・甘味の三層が一瞬で広がる感覚がクセになります。
💡 CoFika Crema Richの名にふさわしく、
「Crema（泡）」と「Rich（濃厚）」が両立した一杯でした。
💬 まとめ
開封から抽出、そして実際に飲むまで──
すべての工程に「丁寧さ」と「ワクワク感」が詰まっています。
それこそが、私たちがCoFika Crema Richに込めた“おうちカフェ体験”です☕🌿
ただのコーヒー器具ではなく、一杯を淹れる時間そのものを豊かにする道具として。
圧力構造やデザイン、パーツのひとつひとつに、
「自分の手で淹れる喜び」と「ホッとできる時間」を詰め込みました。
あなたの毎日に、少しの“特別”を添えられたなら──
それが、開発者として何より嬉しい瞬間です。
☕ このブログは CoFika（コフィカ） が運営しています
CoFikaは「おうちカフェを全ての人に」をコンセプトにした、国内発のマキネッタ専門ブランド。
濃厚でクリーミーなクレマが楽しめるマキネッタ 「CoFika Crema Rich」 を中心に、
使い方や選び方、豆の比較、抽出のコツまで、マキネッタの専門情報を発信しています。
コメント