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マキネッタの液漏れ原因【5つの原因と詳しい対策】

マキネッタの液漏れ原因と対策を紹介するアイキャッチ画像

はじめに

「マキネッタでコーヒーを淹れたら、なぜか漏れていた…」
そんな経験、ありませんか?😢
せっかくのコーヒータイムが台無しになってしまう前に、液漏れの原因と対策をしっかり知っておきましょう。
この記事では、マキネッタの液漏れでよくある5つの原因と、その対処法をわかりやすく紹介します!

目次

✅液漏れの主な原因と対策【5選】

① シリコンパッキンの劣化

原因の詳細:
シリコン製パッキンは、マキネッタの上部と下部を密閉する重要なパーツです。
しかし使用や洗浄を繰り返すうちに、以下のような症状が現れることがあります:

  • 表面にヒビが入る
  • 弾力が失われる(硬化する)

これにより密閉性が下がり、抽出時に圧力がうまくかからず、液漏れが発生します。

対策:パッキンは粉を水で流すくらいの感じで手洗いがおすすめ(劣化防止)

1年半〜2年を目安に定期的に交換を検討(※使用頻度により異なります)

交換時は必ずマキネッタ専用の「対応サイズのシリコンパッキン」を使用

私が使用しているCoFika Crema Richは1年近くで500回ほど使用していますが、今の所パッキンの変色は起きているものの、劣化はございません。普通に使用可能となっております。


② パッキンが正しくはまっていない

原因の詳細:
洗浄や分解後、パッキンがズレた状態で装着されると、圧力がかかったときにその隙間から液漏れが起こります。特にマキネッタ初心者の方に多いミスです。

対策:

  • 上部パーツの内側にしっかり「奥まで押し込むように」パッキンを装着
  • 指でなぞってみて「段差や浮き」がないか確認
  • 装着後は軽く全体を押して再度確認

③ 上下パーツの接続部に粉が付着している

フィルターのコーヒー粉がはみ出ている様子
フィルターにコーヒー粉をセットするが凹凸あり、はみ出ている

原因の詳細:
バスケットに粉を入れるときに、うっかり粉が上部と下部の隙間についてしまうことがあります。
これによりしっかりと締めても隙間が生じて、液漏れや圧抜けに繋がります。

対策:

  • 粉を入れるときは、周囲にこぼさないよう丁寧に
  • 接続面を、組み立て前にティッシュや乾いた布で拭き取る
  • バスケットに粉を入れてから本体へ設置するときも、動かして粉を落とさないよう注意!

私のおススメはドージングファンネルを使用することで、隙間に粉が付かず、こぼさず、ストレス無く時短で行えます

くるくる回してるだけで粉が整っていきます。この際に回転するだけでは粉が整わない場合は軽く指で詰めて回していきます。

このようにキレイに整ったら完成です。

フィルターにコーヒー粉を入れている様子
細挽きのコーヒー粉をすり切りでセット

④ 水の量が多すぎる

原因の詳細:
ボイラー内の「安全弁」を超えるほど水を入れると、加熱中に水が上がりきれず圧が逃げ場を失い、側面から液漏れする可能性があります。
また、粉と水が接する面が広がることで抽出が不安定になります。

対策:安全弁の位置をしっかり目視で確認し、毎回同じ位置にとどめる

水の量は「安全弁の下ギリギリ」までが基本。CoFika Crema Richの場合は水の量は80~100mlの間で調整

注ぎすぎを防ぐため、事前に計量カップなどで水量を量ってから注ぐ

⑤上下がしっかり締まっていない

原因の詳細:マキネッタは上下をねじ込んで密閉する構造ですが、締めが甘いとそのわずかな隙間から液漏れや圧抜けが起こります。

対策:気持ち強めに締めてみてください。

⑥ 粉詰まり(極細挽き・詰めすぎ)

エスプレッソマシン用の極細挽きコーヒー粉の粒度写真
エスプレッソロースト豆を極細挽きにした状態。密度が高く非常に細かい。

原因の詳細:
エスプレッソ用などの極細挽きや、粉をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、蒸気がうまく通れず、圧が行き場を失って逆流=液漏れすることも。
特にタンピング(粉を強く押し固める行為)はマキネッタではNG。

対策:ペーパーフィルターを使う場合は、粉が詰まりやすいため気持ち粗めの挽き目に調整

粒度は「中細挽き」〜「細挽き」程度が理想

粉を入れたら、表面をならす程度でOK(指で軽く均す程度)

CoFika Crema Richでは粉詰まりはほぼ起きません。極細挽きで行ってもコーヒーは上がってきます。抽出の出が悪いと感じた場合は一度水だけで1,2回ほど抽出してメンテナンスをしてみてください。

☕液漏れが多い原因は圧倒的にこの2つ!

CoFika Crema Richのユーザー様より液漏れでお問い合わせ頂く原因が主にこの2つになります。

❶ 上下の接合部に粉が付着している

マキネッタを組み立てる際、ごくわずかな粉の付着でも上下パーツの間に隙間ができてしまい、そこから液漏れや圧力の抜けにつながることがあります。

この部分のセットは、思っている以上に繊細な作業です。

💡 対策としておすすめなのが「ドージングファンネル」の使用。
粉がパッキンのフチやネジ部分に落ちるのを防ぐことができ、より正確でクリーンなセットが可能になります。

ちょっとしたひと手間で、抽出トラブルのリスクを大きく減らせるので、ぜひ取り入れてみてください☕


粉詰まり

CoFika Crema Richでは極細挽きにも対応している設計のため、一般的なマキネッタと異なり、粒度が原因でコーヒーが上がってこないというトラブルはほとんど発生しません。

それでも液漏れや抽出不良が起きる場合、多くは「粉詰まり」によるものです。

この粉詰まりの原因の多くは、粉を詰める際にパッキンの内側やパックスクリーン周辺に微粉が入り込んでしまうことにあります。

🧼 対策方法:
パックスクリーンは定期的にブラシでこすり、微粉をしっかり落とすようにしましょう。
・また、水だけで1〜2回抽出を行うメンテナンスもおすすめです。これにより内部の汚れを流し出すことができます。

こうした簡単なメンテナンスを行うだけで、長く安定して美味しいクレマ抽出を楽しむことができます☕

この2つを意識するだけで、「マキネッタの液漏れ」はグンと減らすことができます!😊

✅最後に:マキネッタは繊細。でも育てる楽しさも

マキネッタは少しのズレで抽出に差が出る、いわば“繊細な道具”。
でもだからこそ、扱いに慣れてくると自分好みの「最高の1杯」に出会える器具でもあります。

今回ご紹介した液漏れの原因と対策を参考に、ぜひ「マキネッタを育てる」楽しさを味わってみてくださいね☺️☕ 

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