「パックスクリーン」といえば、本来は全自動エスプレッソマシンなどで使用される、微粉や抽出ムラを防ぐためのアイテムです。
「でも実はこのパーツ、マキネッタでも使えるんじゃないか?」
そう考えたのが、CoFika Crema Rich × パックスクリーンの開発の始まりでした🛠
はじめに|マキネッタにパックスクリーン?その発想、業界初✨

🔰 従来のマキネッタでは、パックスクリーンの使用にはリスクが伴いました。
- 抽出圧が上がりすぎて破損のリスクが高まる
- クレマが出る前にコーヒーが上がってこない
- 耐久性が追いつかず、器具に不具合が出る可能性も…
こうした問題をクリアするため、CoFikaはマキネッタ自体の耐久設計を見直し、独自の安全基準で設計しました。
🔧 “増圧構造”がCoFikaの秘密✨
CoFika Crema Richでは、次のような圧構造を採用しています:
1️⃣ ボイラー部の高耐久設計(高圧にも耐える安全弁)
2️⃣ 抽出口に「増圧バルブ」を搭載
3️⃣ パックスクリーンによるフィルター増圧
この三段階の設計により、マキネッタとは思えないような濃厚でクリーミーなクレマが可能に。
マキネッタにパックスクリーンを導入したのはCoFikaが業界初になります。
今回は通常であればパックスクリーンは1枚使用するところを2枚使用したらどうなるか?を実際に抽出動画と共に紹介しています。
🧪 パックスクリーンを“2枚重ね”にするとどうなる?【実験してみた】

今回は、CoFika Crema Richで パックスクリーンを2枚重ねて抽出してみました!
💡理論的には、
パックスクリーンが増える → 抽出抵抗が増す → 内部圧力が高くなる → クレマが濃厚になる✨
という流れになります。
🔍 実験条件はこちら
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 豆量 | 16g |
| 焙煎度 | イタリアンロースト |
| 水の量 | 80ml |
| CoFika専用パックスクリーン | パックスクリーン2枚重ね |
| フィルター | ペーパーフィルターあり |
| 火力 | IH 1400W |
☕ 実際の抽出の様子(動画付き)
抽出開始直後から、クレマが勢いよく上がってくるのが分かります!
💬 個人的な体感としては…
- クレマの「厚み」と「持続時間」が明らかにアップ⬆
- 香りの立ち方もよりリッチに🌿
- 味の濃さ・奥行きも一段深くなる☕✨
「これは確かに2枚の効果アリかも…!」と感じるレベルでした。
🧠 なぜ2枚にすると良くなるの?(圧と密着度の関係)
通常の1枚よりも、パックスクリーンを2枚重ねることでバスケット内の密着度がアップします。
パックスクリーンが増えることで、
コーヒー粉全体がしっかりと押さえつけられる状態になり、
バスケット内にぎゅうぎゅうに詰まったような抵抗構造が生まれます。
この状態で加熱が進むと…
▶️ お湯(蒸気)が粉を通り抜けるのにより大きな圧力が必要になります
▶️ つまり、内部圧力が一時的に高く保たれるということ
その結果…
☕️ 粉から抽出される油分や香気成分がしっかり引き出され、
より濃厚でクリーミーなクレマが生成されやすくなるのです✨
💡ポイントは、
「密着度UP × 抵抗増加 × 高圧抽出」の3要素が、
この“2枚重ね”によって自然に生まれるということ!
⚠️【超重要】2枚重ねの代償。火力調整の絶対ルール
2枚にすることで抽出圧が高くなるのは大きなメリットですが、同時に「抽出の難易度」も跳ね上がります。 ここが、今回の実験で一番お伝えしたいポイントです。
厚い壁(2枚のスクリーン)を突破するための強いパワーが必要になるため、「高火力」で一気に圧を押し上げるか、「抽出開始時間を長くとって(じっくり火にかけて)パワーを溜める」かのどちらかが必要になります。
動画のクレマが少し「カニ泡」になっている理由🦀
実は、先ほどの実験動画のクレマをよく見ると、きめ細かいマイクロフォームというよりは、少し気泡が粗い「カニ泡」っぽくなっているのにお気づきでしょうか?

これは決して失敗ではありませんが、「抽出開始時間が延びたことによる熱の影響」をモロに受けた結果です。 パワーを溜めるために抽出開始までの時間を長く引き伸ばすと、ボイラー内の液温や金属パーツの温度が上がりすぎてしまいます。コーヒーのクレマ(オイル成分の泡)は高温に非常に弱いため、液温が上がりすぎると泡の構造が熱で崩壊し、細かい泡が合体して粗い「カニ泡」になってしまうのです。
つまり、2枚重ねを成功させるには「液温が上がりすぎる前に、高火力で一気に分厚い壁を突破する」という、非常にシビアな火力調整が求められます。
マキネッタの抽出は、単純に「圧力がとにかく高ければ良い」というわけではありません。 壁を突破するためのパワーと、それをコントロールする「適度な圧力と火加減のバランス」こそが命なのです。
今回の実験動画では抽出時間が延びたことでカニ泡気味になりましたが、もしこの火加減の調整がもう少し上手くいき、液温を上げすぎずに一気に圧をかけられれば、カニ泡ではない「もっとクリーミーでキメの細かい極上のクレマ」を引き出すことが十分に可能です!
🔰 まずは「1枚」で完璧な抽出をマスターしよう!
パックスクリーン2枚重ねは、マキネッタの限界を引き出す非常に楽しい裏技ですが、火加減や時間のバランスが少しでも狂うと、お湯が上がってこなかったり、カニ泡になってしまったりとシビアな一面があります。
もし、「普通の抽出(パックスクリーン1枚)でもまだクレマが安定して出ない…」と悩んでいる場合は、絶対にまだ2枚重ねには手を出さないでください。 まずは基本の「1枚」の状態で、適切な火力と抽出開始時間の感覚を掴むことが先決です。
「クレマを出すための抽出開始時間と火力調整のコツ」については、以下の別記事で開発者の視点から徹底的に解説していますので、ぜひこちらを先に確認してみてくださいね👇
CoFikaにとっては抽出開始時間がとっても大事だというお話👇

マキネッタは、こうした「圧・熱・時間」の物理的な条件を少し変えるだけで、カップに注がれる結果がダイレクトに変化します。
基本をマスターした方は、ぜひこの奥深い「2枚重ねのロマン」にも挑戦して、あなただけの究極の1杯を探求してみてください☕✨
☕ このブログは CoFika(コフィカ) が運営しています
CoFikaは「おうちカフェを全ての人に」をコンセプトにした、国内発のマキネッタ専門ブランド。
濃厚でクリーミーなクレマが楽しめるマキネッタ 「CoFika Crema Rich」 を中心に、
使い方や選び方、豆の比較、抽出のコツまで、マキネッタの専門情報を発信しています。

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