「シーズニング(油慣らし)」の大切な話
🔰 使い始めのマキネッタ、ちょっと苦戦していませんか?

「なんか味が薄い…」
「クレマが思ったより出ない…」
そんな経験、マキネッタユーザーなら一度はあるはず。
でもご安心を☺️
それ、**“マキネッタがまだ育っていないだけ”**なんです。
🔍 マキネッタは“育てる”コーヒーマシン
CoFika Crema Richを含む多くのマキネッタは、アルミ合金製。
その特性上、最初の数回はコーヒーの抽出が不安定になったり、
香りや味が「ピンと来ない」こともあります。
それもそのはず。
内部にコーヒーの油分がまだ十分に馴染んでいない状態だからです。
この状態を「油慣らし(シーズニング)」と私は呼んでいます。
🧪 シーズニングとは?
繰り返しコーヒーを淹れていくことで、
マキネッタの内部にコーヒーオイルの皮膜ができ、
金属臭が取れ、香りや味がどんどん深まっていく。
これがマキネッタならではの「育つ」工程です。
- 抽出の安定性UP ⬆️
- クレマが出やすくなる ☁️
- 香りとコクがぐっと深まる 🌿
この変化、正直かなり楽しいんです✨
☕️ 私が一番愛用しているマキネッタはこちら!
実は私自身も、毎日のように使い込んでいるマキネッタがあります。
それがこちら👇

かなり油分がしっかりと染み込んでいて、抽出もとても安定しています。味や風味も格段に良くなっており、まさに“育ったマキネッタ”という感じです。使用回数は500回を超えています!
コーヒーを淹れるたびに、ほんのりと香るオイルの香ばしさと深みのあるクレマに癒されています☺️
“育てる楽しさ”を日々実感している1台です。
🧡 CoFikaが伝えたいこと
私たちCoFikaが考える、マキネッタの最大の魅力は――
「自分だけの味が育っていくこと」。

同じマキネッタでも、使い手によって香りもクレマも変わっていく。
それが“世界に一つの一杯”を生むポイントなんです。
この「育てる」感覚が、
“自分色に育てることができるコーヒーマシン”という表現に込められています。
📝 シーズニングのすすめ方(基本)

マキネッタを長く愛用するためにも、そしてクレマや味わいを安定させるためにも、最初の「シーズニング(油ならし)」はとても大切なステップです☕️✨
以下の手順で行えば、自然とマキネッタが“自分色”に育っていきますよ🌱
✅ 手順①:軽く洗ってパーツを確認
新品のマキネッタを使う前に、中性洗剤を使用または水洗いしてください。
パーツをひとつひとつ外して、組み立てに問題がないかチェックしておくと安心です。初回の洗浄以降は中性洗剤は一切使用しないでください。
✅ 手順②:1〜2回、お湯だけで抽出
いきなりコーヒーを淹れる前に、お湯だけで空抽出します。
これは金属のニオイや細かい汚れを取り除く目的です。
✅ 手順③:安めの豆で3〜5回、実際にコーヒーを抽出
本格的なシーズニングはここから!
あまり高級な豆でなくてOKなので、コーヒー粉を使って3〜5回ほど抽出を繰り返します。
このとき淹れたコーヒーは飲まずに捨ててOK。
器具内部にコーヒーオイルをなじませるのが目的なので、無理して飲まなくても大丈夫です😉
✅ ポイント:洗いすぎない
抽出後のマキネッタを洗う際も、水洗いのみ&やさしく手洗いが基本。
せっかく馴染んだコーヒーオイルを落とさないようにしましょう。
特に内部やパッキンの周辺に残った香りや油分が“自分色”の一杯に育ててくれます。
本場イタリアでは一切洗わずに使い続ける方もいます。
🎉 いよいよ本番
ここまで終えたら、いよいよ本番!
お気に入りの豆を使って、あなただけの理想の一杯を目指してみてください✨
💬 まとめ
マキネッタはただの器具じゃない。
一緒に“育っていく”相棒です。
ちょっと手間がかかる分、
その味わいは格別。
何杯も淹れるうちに、
自分だけの特別な1杯になっていきます。
ぜひ今日から、育てるコーヒーライフを始めてみませんか?☕🌱
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